どうも、かっしーです。
今日はクトゥルフ神話TRPGのシナリオハンドアウトの作り方について話します。
ハンドアウト
まずハンドアウトとは、セッション参加者に配る今回のシナリオの予告になります。
例えば、今回のシナリオの舞台、推奨技能、プレイ時間、探索者の設定などが書かれており、参加希望者はハンドアウトを読み、参加の有無や探索者の作成を行います。
なので、ハンドアウトを分かりやすくしておくと、参加者も始めやすくなります。
ということで、私がハンドアウトを作成する際に、どんな内容を書いているのかを紹介します。
舞台
探索者が登場する場所を参加者に伝えるために書きます。
特に決まっていなければ、特になしでもいいですし、日本や東京と書いてもいいです。
シナリオの舞台が建物内などに決まっている場合は、建物の中と書いてもいいです。
または、シナリオのタイプを書いてもいいです。クトゥルフ神話TRPGではシナリオのタイプは大きく分けて三つになります。
クローズドシナリオ
クローズドシナリオは建物の中だけでシナリオが完結する密室型のシナリオになります。
なので、探索者のできる行動にも制限がかかります。
KPでもPLでも初心者には始めやすいシナリオになります。
オープンシナリオ
クローズドシナリオとは逆で、オープンシナリオがあります。
県や地区といった一つの大きな土地を舞台にしたシナリオになります。その分、シナリオの規模も大きくなりやすいです。
警察署や図書館などもあるため、情報を得る手段が豊富にあります。
ただし、選択肢が非常に多くなるので、初心者のKPやPLには難しいかと思います。
特にKPにとっては、PLが予想もしない行動を取りやすくなるのでクローズドシナリオで慣れるまではしなくてもいいかと思います。
シティシナリオ
オープンシナリオを少し小さくしたもので、シティシナリオがあります。
シティシナリオでは、行ける場所が事前に準備されている場合が多く、そのマップ内にあるものが選択肢となります。
クローズドシナリオよりも選択肢が多く、オープンシナリオよりも選択肢が少なくなるので、オープンシナリオよりは始めやすいです。
推奨技能
推奨技能とは、今回のシナリオで必須となる技能になります。
これは必ず全員持っている必要があるというわけではなく、最低一人は持っておく必要がある技能になります。
準推奨技能
準推奨技能は今回のシナリオで便利な技能になります。
こちらは誰も技能を取得しなくてもいいですが、取得しておくと便利な技能なため、誰か一人は取得しておくと、より楽しめる技能になります。
プレイ時間
シナリオをプレイする際に必要になる時間になります。
基本的にはオフラインセッションのプレイ時間を書いておけば、ボイスセッションなら3~5倍、テキストセッションなら5~8倍程度だと分かります。
ここの時間で参加の有無を決めることもあるので、予定でもいいので書いておいたほうがいいでしょう。
探索者の設定
今回のシナリオに参加する場合に、探索者がどんな流れでシナリオに関わっていくのかを書いた場所になります。
探索者といっても、全員が同じ理由でシナリオに関わっていくわけではないので、2~3パターンを考えておくと、参加者も探索者の設定がしやすいかと思います。
まとめ
以上が私のシナリオのハンドアウトを作る際に、準備する内容でした。
他の方のシナリオも見ていますが、基本的には、この構成でハンドアウトを書かれている方が多いかと思います。
ハンドアウトは参加者は参加するかどうか、どんな探索者を作るかを決めるため、分かりやすさやシナリオの雰囲気が伝わるように心掛けるのがよいです。
ではまた、夢を現実にするまで
コメント