どうも、二次元に生きたいかっしーです。
今日は昨日に続けて、アリアンロッド2Eの基本判定の応用として対決判定について解説したいと思います。
対決判定とは
「対決判定」は前回で説明した「基本判定」を少し応用した判定になります。
「基本判定」についての解説記事は以下になりますので、もし読まれていない方は先にそちらを読んだ方が分かりやすいかと思います。
「基本判定」ではGMが決めた難易度の値とPLの達成値を比較しましたが、「対決判定」ではPLは他のPLやNPCとお互いの達成値を比較して勝敗を決める判定になります。
なので、「基本判定」の難易度のように固定値ではなく、「対決判定」は対決する相手もダイスを振るので達成値が変動します。
まず、「対決判定」の基本的な流れは以下になります。

これはアリアンロッドの基本ルールブックで確認することができます。
アクションとリアクション
まず「対決判定」では基本的にアクション側とリアクション側があります。
アクション側は「対決判定」で能動的に行動する側となり、リアクション側はアクション側の行動を受けて対応する側になります。
例えば、戦闘では攻撃側がアクション側、回避側がリアクション側となります。
リアクションができない状況の場合
状況によってリアクション側が行動できない場合には、リアクション側の達成値を0として扱います。
この場合、アクション側がファンブルしない限りはアクション側の勝利になります。
勝敗の決定

アクション側とリアクション側がダイスロールで達成値を決定したら、達成値を比較し、勝敗を決定します。
基本的に達成値が大きいほうが勝利となりますが、同じ達成値の場合には「リアクション優先」のルールが適用されます。
リアクション優先
アクション側とリアクション側の達成値が同じ場合、リアクション側の勝利となります。
このルールはアリアンロッド2Eに限らず、TRPGでは対決に必要になる判定では採用されているルールなので、覚えておいて損はありません。
クリティカル
アクション側がクリティカルした場合、リアクション側がクリティカルしなければ、アクション側の勝利になります。
ですが、リアクション側がクリティカルした場合には、「リアクション優先」のルールが適用され、リアクション側の勝利となります。
このクリティカル時の「リアクション優先」は忘れやすいので注意しておきましょう。
ファンブル
アクション側がファンブルした場合、判定は自動的に失敗となり、リアクション側は判定なしで勝利となります。
逆にアクション側がファンブルせず、リアクション側がファンブルした場合には、アクション側の勝利となります。
もし、ファンブルの達成値が必要な場合は0として扱います。
アクション側とリアクション側を決定できない場合
もし、アクション側とリアクション側を決定できない場合、達成値が同じ値であれば振り直しを行います。
例えば、腕相撲などは互いにアクション側でもあり、リアクション側でもあるため、このパターンが適用されるかと思います。
まとめ
以上が、アリアンロッド2Eの「対決判定」になります。
「対決判定」は戦闘時には頻繁に使用するため、慣れるかとは思いますが、最初は混乱することも多いので少しでも役に立てば幸いです。
ではまた、夢を現実にするまで
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