どうも、ユメリアリストのかっしーです。
今日は私が最近ハマっている漫画で、最も衝撃的で健康について考えさせられたことを話したいと思います。
肉体の経営破綻は『死』
私が最近で最も印象的だった言葉があります。
それは、
『我々は、自身という肉体の経営者である!』
です。
これは『幼女戦記』というカルロ・ゼンさんが書かれた小説で、そのアニメ劇場版を観に行った際に貰った冊子に書かれていた言葉です。
オマケで貰えるくらいにしか考えていなかった冊子で、これほどの衝撃を受けたのは初めてでした。
非常に端的に分かりやすく、深い言葉です。
肉体の経営者である私達が、実際に健全な経営をできているのかと言われれば怪しいです。
身体に良くないと分かっていながらもストレスで暴飲暴食をしたり、仕事や宿題を終わらせるために睡眠時間を削ったり、と長期的な利益よりも目先の利益に囚われ、自転車操業の下手な経営の場合が多い気がします。
私達は周囲の環境に少なからず影響を受けますが、元を辿れば、その環境という市場を選んだのは自分自身ですよね。
そうして、市場(環境)や会社(体)を見誤れば、経営困難(辛い環境、不健康)になる訳です。
そして最悪の場合、経営破綻すれば、それが意味するのは『死』です。
細胞は死ぬまで過酷な24時間労働
『はたらく細胞』という作品は大学生時代から読んでいました。
各細胞の役割について分かりやすく説明しつつ、細胞の日常を描いた面白い作品くらいで読んでいました。
ですが、『はたらく細胞BLACK』を読んだ時の衝撃は凄まじいものでした。
特に『こんな体のためでも…細胞たちは働かなきゃならないんだよ!』という言葉は非常に重かったです。
赤血球は24時間ずっと血管を移動して酸素を運び、白血球は24時間ずっと外敵と戦い続けています。
臓器においても、例えば胃は食べ物が入ってくると約8時間も動き続けると言われています。つまり、朝昼晩を食べ、間食や夜食まで食べていたら、胃は24時間の労働を強いられます。
おそらく体が世界中で最も苛酷な労働環境でしょう。
人によっては、「自分の体だから、自分の好きにやっていい」という意見もあるでしょう。
ですが、体を会社として捉えると、「自分の会社だから、自分の好きにやっていい」になります。明らかにワンマン経営な会社ですね。
自分の体で働いている細胞や臓器は痛みや異常を起こしても、仕事はしっかりとしてくれます。なので、ワンマン経営をしても、ある程度は成り立つのでしょう。
とはいえ、ワンマン経営だけで上手く行く会社はないでしょう。そう考えると、体もワンマン経営では長く続かないのではないでしょうか?
最後に
体についての書かれた本は多いですが、『はたらく細胞BLACK』のように細胞の厳しい労働環境を描いた作品は初めてでした。
また、『幼女戦記』はストーリー自体は体とは全く異なりますが、「肉体の経営者」という言葉は非常に深いものでした。
会社のブラックさで愚痴や自慢をする人もいますが、それよりも自分の体の労働環境を見直したほうがいいのではないでしょうか?
ではまた、夢を現実にするまで
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