どうも、ユメリアリストのかっしーです。
今日は“卵がなぜ身体に良いのか”について話したいと思います。
私たちの体を作るタンパク質の原料はアミノ酸
“卵が身体に良い”理由を説明するには、まず私たちの身体を作るタンパク質から説明する必要があります。
私たちの身体を作るタンパク質は20種類のアミノ酸からできています。この20種類のアミノ酸には、ヒトの身体で“作れるもの”と“作れないもの”があります。
ヒトの体で作れないものを“必須アミノ酸”といい、必須アミノ酸は9種類あり、食事から摂ることが必要です。
その食事についても、動物であろうと、植物であろうと、生物の体はタンパク質でできています。
そして、ヒトとサルでも様々な点で違うように、身体を作るタンパク質にも違いがあります。そのため、ヒトとサルでもアミノ酸の比率も違います。
例えば、100個のアミノ酸からできるタンパク質があるとしても、ヒトでは1種類のアミノ酸が20個も必要なのに、サルでは5個で十分なこともあるのです。
ヒトに身体に適した食材を決める栄養評価指数
ヒトの体を作るタンパク質、そして、そのタンパク質を作るのに必要な20種類のアミノ酸。
特に、ヒトの身体では作ることのできない必須アミノ酸をヒトの体に合った割合で含んでいる食材を評価する方法として、“栄養評価指数”があります。
または“アミノ酸スコア”と言います。
この“栄養評価指数”が100に近いほど、ヒトの体に必要なアミノ酸に最適な量を含んでいるということになります。
例えば、白米の栄養評価指数は61です。なので、白米に含まれている必須アミノ酸で使えるのは、白米の61%になります。
卵のアミノ酸スコア
では“卵”の栄養評価指数ですが、
なんと“栄養評価指数100”という驚異的な数値の食材です。
つまり、“卵”に含まれる必須アミノ酸は、タンパク質を作るアミノ酸に余すことなく使うことができるのです。
最後に
以上が卵が体に良いとされる理由です。
卵以外にも、アミノ酸スコアが100の食材は案外多く、鶏肉、豚肉、アジ、サケ、牛乳などがあります。
もちろん、アミノ酸スコア100の食材ばかり食べても、他のビタミンなどの栄養に偏りがあっては問題です。
ですが、何も知らずに適当に食べていては、バランス良く食べているのかどうかすらも分かりません。
なので、自分が今、食べているもののバランスがいいのかを知るのに、アミノ酸スコアを使ってみるのはどうでしょうか?
ではまた、夢を現実にするまで
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