どうも、ユメリアリストのかっしーです。
今日は“コラーゲン”より“ビタミンC”を摂る方が肌にも体にもいいことについて話したいと思います。
よくコラーゲンを肌に塗ったり、食べたら、肌がプルプルになるというコラーゲン神話のようなものがあります。
そこで単なる人の感想ではなく、コラーゲンが私たちの身体の中でどうなっているかについて話したいと思います。
コラーゲンとは?
まず、コラーゲンとは何でしょうか?
”コラーゲンはタンパク質の1つです”
タンパク質は私たちの体の中には、約10万種類も存在し、その中でもコラーゲンはタンパク質の全体量の30%を占めると言われています。
そして、その30%の中でも、コラーゲンの40%(全体のタンパク質としては12%)が表皮に存在します。それ以外にも、コラーゲンの20%が骨や軟骨にあります。
なのでコラーゲンの40%(全タンパク質の12%)も表皮にあるのであれば、確かに肌にコラーゲンは重要で、コラーゲンを補給すれば効果があるようにも思えます。
ですが、そのコラーゲンの補給は正しいのでしょうか?
コラーゲンを肌に塗っても意味がない?
まず、コラーゲンを肌に塗っても、肌のコラーゲンを補給することはできません。
というのも、コラーゲンはタンパク質です。そして、タンパク質はアミノ酸が集まってできたものなので、非常に大きいのです。
そんな大きなコラーゲンが簡単に肌を通り抜けることはできません。もし、できるのであれば、体に有害な物質や菌まで簡単に入ることができることになるでしょう。
では、コラーゲンを塗ることは全く意味がないのかというと言い切れません。というのも、肌の保湿効果はあるとは言われています。
なので、コラーゲンを塗って肌がプルプルに感じるのは、肌にコラーゲンが補給されたのではなく、保湿されたからと考えた方がいいでしょう。
ただ、保湿効果であれば、コラーゲンよりも効果的なものを探した方がいいかと思いますが、、、。
コラーゲンを食べても意味がない?
では、コラーゲンを食べれば、肌にコラーゲンを補給することはできるのでしょうか?
結論から言うと、補給はできるが、わざわざコラーゲンを食べる必要はないです。
先ほども説明しましたが、コラーゲンはタンパク質であり、タンパク質はアミノ酸からできています。
そして、アミノ酸には20種類あり、その中でも私たちの身体で“作れるもの”と“作れないもの”の二つがあります。
この私たちの身体で“作れないもの”を“必須アミノ酸”と言いますが、
コラーゲンにはほとんど必須アミノ酸が含まれていません。
なので、食事をしていれば、自分の身体でコラーゲンに必要な材料は作ることができます。
さらに、コラーゲンは消化されにくいため、コラーゲンで必要なアミノ酸を補給するよりも、鶏肉などの方が効率的にも効果的にも良いです。
つまり、“コラーゲンをコラーゲンで補う必要性はない”のです
では、肌のコラーゲンを補う方法はないのでしょうか?
コラーゲンよりビタミンCを摂る
まず結論として、
肌のコラーゲンを補うのであれば、ビタミンCを摂るのがいいでしょう。
コラーゲンを作る過程ではビタミンCが必要不可欠であることがすでに分かっています。
つまり、コラーゲンの材料は十分なので、コラーゲンを作る道具を補うということです。
加えて、ビタミンCはコラーゲンだけでなく、老化の原因とされる活性酸素から身体を守ることも分かっています。
なので、ビタミンCを摂れば、肌のコラーゲンを補い、老化も防げるということです。
ただし、ビタミンCは一度に大量に摂取しても排出されてしまうので、一日100mgを目安に摂るのがいいでしょう。
最後に
以上が、コラーゲンは肌にいいのか?に対する実際の身体で起きていることの話でした。
コラーゲンに肌を良くする効果はありますが、もっと効果的に効率的に肌を良くするものがあるのであれば、そちらを使う方がいいのではないでしょうか?
ではまた、夢を現実にするまで
コメント