どうも、ユメリアリストのかっしーです。
今回は自分の中学校から高校時代の話をしたいと思います。
- 「鬱になるまでの自分と鬱になってからの自分」幼稚園〜小学校
- 「鬱になるまでの自分と鬱になってからの自分」教師を信じない小学生
- 教師を信じなくなった僕は友達も信じなくなる中高生時代←今ここ
- 大学生時代の僕は好きなことに熱中した全盛期
- 研究内容の変更で僕の研究に対する熱を失う
- 教授の留学から始まった鬱へと進む自分
友達と一緒に私立校の受験
僕の住んでいた地域では、中学校には大きく分けて公立と私立の二つの選択肢がありました。
そして、僕は私立に行くために受験勉強をしていました。
一つ目の理由は、自分の父と同じ学校に行きたいという子供らしい理由です。
もう一つの理由は、両親からの提案でした。というのも、親も自分がいじめられやすいことを知っており、公立では”いじめ“を受けやすいと考え、退学もありうる私立に行くことを進めました。
こうして、自分は私立中学の受験勉強をすることになりました。
その際、他にも同じ私立中学を目指す友達もいたので、一緒に勉強をしていました。友達の家に行って、勉強会をしたりしてました(まあ、遊んでいる時間の方が多かった気がしますが、、、)。
友達は友達じゃなかった
受験勉強の末、無事に私立中学に合格しました。
そして当時、興味のあった野球部に入部しました(アニメのメジャーにハマってたので)。
野球部の練習量はインドア派の僕には多いし、辛いのは理解していたので、そこまで嫌ではありませんでした。
それよりも辛かったのは一緒に受験勉強をした友達でした。
野球部の試合で新入部員は試合の応援をすることになります。僕も応援をしていると、友達から注意を受けました。
「もっと他に応援の言葉はないのか?同じ言葉ばかりで単調過ぎる」
そう言われた僕の頭の中では“???”でした。他に応援している人達と同じ応援をしているはずなのですが、なぜか僕だけに言ってきました。
とはいえ、他の応援の言葉がないわけでもなかったので、他の応援の言葉も使うようにしました。
ですが、また友達は注意してきました。
「応援の言葉が先輩に対して偉そう、もっと言葉を選べ」
「僕は他の人と同じ言葉で応援しているはずだけど、なぜ僕だけが単調なのかを教えてほしい。あと、偉そうと言うけど、どの部分が偉そうなのか教えてほしい」
僕は友達の注意が理解できず、悪い点を聞いたところ、友達は何も言わなくなりました。
おそらく、僕の応援の言葉や仕方が問題なのではなく、僕自身の性格や行動に少なからず気に入らない点があったのでしょう。
そして、まだ中学生になったばかりの僕たちでは、それを上手く表現できず、応援の仕方という形で表面化したんだろうなと今は思っています。
自分としては、あまり居心地の良いことではなかったので、野球部は辞める方向で動くことにしました。
陰湿な嫌がらせの始まり
自分が部活に出なくなってくると、友達は僕に怒るようになりました。とはいえ、そんな友達のいる部活には戻りたくはなかったので、しばらくして退部しました。
ですが、ここから陰湿な嫌がらせが始まりました。
小学校時代のような暴力はありませんでしたが、知恵をつけた分、陰湿さが増しました。
退学もありうる私立なので、“いじめ”にならないような“嫌がらせ”です。
最初は“あいつは小学生時代に女子のスカートをめくる性癖があった”といった評判を落とすような噂でした。とはいえ、私はアニメやマンガの方が好きで、リアルの方は興味がなかったので特に気にすることもなく、無視していました。
そして、“嫌がらせ”はエスカレートしていきました。
わざと聞こえるような悪口、直接の悪口、暴力にならない程度の小突きなどが増えていきます。
しばらく僕は“いじめ”に対して、無視を通してきました。それは相手する方が体力的にも精神的にも疲れ、相手を楽しませることになるからです。
また、無視を続ければ相手は興味を失って“いじめ”をやめるということも聞いたことがあり、“いじめ”をやめてくれる希望を抱いて耐えました。
ですが、これは“いじめ”を受けていた私からすれば、“いじめ”を経験したことのない人の言うことです。
“いじめ”をするやつらは“いじめ”を受けているやつの反応を見て楽しみます。その反応がないと、反応を見るために“いじめ”はエスカレートしてきます。
事実、僕の場合はそうでした。
被害者を加害者にする“いじめ”
こうしてエスカレートしていく“いじめ”を受け、ついに僕の我慢も限界に達しました。
それはいつものように僕の席まで来て、数人で僕の悪口を言ってきた時です。
僕の後ろに立っていた一人が僕の髪を触ってきました。“いじめ”にならない程度に髪をグシャグシャにしてきます。
ですが、その日は違いました。
後ろに立っていた一人は僕の頭から手を離すと、僕に言ってきました。
「お前の髪にワックスを塗ったから」
僕のいた学校は、校則が厳しく、ワックスは校則違反になります。とはいえ、ワックスを塗られたくらいで僕も怒ることはないです。
普段通りであれば、怒ることもなく、無言でトイレにでも行って、髪を洗うでしょう。
ですが、その行動を取るよりも先に、積み重なってきた“嫌がらせ”や“いじめ”に対する怒りが爆発しました。
僕は席を立ち、ワックスを塗った子を殴りました。ですが、体力のない僕の抵抗は大したことはありませんで。
その子は僕の抵抗に怒り、僕は突き飛ばされ、教卓に背中をぶつけ、みっともなく泣きました。
その光景は見ていた人からはどう見えるのでしょうか?
突然、僕が暴力を振るい、その暴力を受けた生徒は抵抗して突き飛ばし、僕が泣いたのは自業自得でしょうか?
目に見えにくい陰湿な“嫌がらせ”や“いじめ”を受けていた僕のことなど知らない、または関わろうとしない生徒がほとんどです。
そういう生徒からすれば、僕は急に暴れ出す頭のおかしいやつに見えるでしょう。実際に、僕に関わろうとする生徒は片手で数えられる程度でした。
僕の暴れた事件をきっかけに、両親に相談することで学校側との話し合いになり、最終的には解決しました。
ですが、それで“いじめ”がなくなろうとも、僕が暴れた事実は消えません。
こうして、僕は小学生で教師を信じなくなった上に、中高生で友達を信じなくなりました。
僕の一応の友達に言っていた口癖があります。
「利害関係が一致してるから」
中高生で友達に言うことではないと思います。ですが、きっと僕は自分に言い聞かせないと、また友達からの“いじめ”を受けた時に耐えられないことを無意識に感じて、こう言っていたのでしょう。
本当に大切な友達だけでいい
これが僕の中高時代に受けた“いじめ”になります。
人によっては大したことない、これくらいで、と思う方もいるでしょう。
ですが、僕が辛かったのは事実です。
次第に、誰も信じれなくなっていく自分も嫌でした。
でも今は、これだけ偏屈で歪んだ性格の僕でも付き合ってくれる人もいます。
むしろ、友達が大勢よりも、自分には本当に大切な友人が数人いるだけの方が合っていることに気づきました。
もし、これが無理をして友達関係を維持していたら、しがらみが多過ぎて今でも大変な思いをして人付き合いをしていると思います。
ではまた、夢を現実にするまで
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